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2018
04.07

21 梨釉の作り方Book


東京、 稲城は梨の里。

その梨枝を灰にして作った自然釉、


「梨釉の作り方」 を 全31ページの小冊子にまとめました。

断片的で恐縮ですが、 内容の一部をごらんください。

201841梨釉1


《1》梨灰を作る 
梨の木は冬に徒長枝を剪定します。 切り取った枝や老木の太幹は
冬場に3カ月以上かけて天日干しで乾燥させたもの。
6月上旬、用意したトタン板(4枚×2カ所)の上で燃やします。
◎釉薬用には梨の木の「太幹」がベストです。


201841梨釉2


《5》添加物の配合

伝統のレシピに従い、「梨灰」と混ぜ合わせる長石や珪石を調合。
添加する「CMC糊」は水500ml に計量スプーンで粉54gを
あらかじめ水に溶く。
沈殿防止の「にがり」は100cc。
※梅釉の作り方も「灰」以外は同じ手法。

201841梨釉4


<梨枝焼却後の灰の処理>

◎木枝は燃え尽きても、灰は未完成です。
◎夕方、燻った火を消さないように1カ所にまとめ、トタン板を被せ、放置して燃え尽かせます。
◎雨対策で、テント状にシートで覆う。(写真右上)
◎2日〜3日はそのままで、当日の夜、翌日、翌々日は火加減を監視に行きます。
◎火が消えたことを確認し1週間放置して冷ます。
◎常温であることを確認して、灰をビニール袋に入れ容器に回収。(写真右下)
◎灰および持ち込んだ物をすべて撤去します。


201841梨釉3
                      (2018/3/31 photo by Kon)
(4)野焼き手順 と 後処理

◎トタン板を4枚ぐらい敷く
◎その上に太い梨の木幹で櫓(やぐら)を組む
◎櫓の外・内に梨の木を立てて囲む
◎櫓の内側に燃えやすい小枝を入れ点火する
◎そのときに灯油を少しかけておく
◎火勢が強くなりすぎないように注意する
◎後は、順次梨の木枝を加え、火勢を維持する
◎梨の木が燃え尽き、とりあえず灰になるには
5〜6時間かかる。ただし、この灰は「未完成」
◉作業中は脱水症状に気をつけ水分をとること。


かなり子細に書かれています…。

梅灰釉などの 「自然釉」 に共通する作り方です。


陶芸室にかけてありますのでご覧ください。
                       

 

 
 
◆コンさんのHP「陶芸始めちゃいました」 →→ 『ギャラリー稲陶』はこちらから
→→up.gif 梅田 知子さん(薫陶) 3/27  / 陶芸体験の旅13_「美濃・土岐・多治見の旅」 8/19
 アップしました。up.gif




 

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